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大船渡市
保険金詐欺で11人逮捕 交通事故を偽装、1160万円だまし取る
大船渡警察署
交通事故を偽装して自動車保険金をだまし取ったとして、大船渡署下自動車保険金詐欺事件合同捜査班(県警本部交通部、同刑事部、同生活安全部、大船渡署)は17日までに、大船渡市大船渡町の会社役員・千葉仁被告(27)=同罪で起訴済み=ら男女11人を詐欺の疑いで逮捕し、盛岡地検に送検した。
逮捕されたのは、千葉被告と、同市赤崎町の露天商・石野公信(42)、同市日頃市町の無職・菅原正則(59)、埼玉県さいたま市の会社員・菊池浩将(26)、同市の会社員・金野光(27)、陸前高田市気仙町の会社員・小泉勝浩(29)、同町の造園業・佐藤宏志(28)、大船渡市赤崎町の飲食店経営・藤井敏之(37)、同市大船渡町の無職・平山俊勝(36)の各被告=いずれも同罪で起訴済み=と、同市末崎町の飲食店従業員・小林直美(24)、同市大船渡町のチバ・イメルダ・プランシア(28)の両容疑者。
逮捕容疑は、千葉被告ら11人は、平成19年9月から21年8月にかけ、大船渡市や陸前高田市で11件の交通事故を偽装し、保険会社から保険金総額約1160万円をだまし取った疑い。うち2件は未遂だった。
発表によると、千葉被告は大船渡市内で中古車販売や飲食店を経営する会社の役員。11事件とも千葉被告が計画、首謀し、他十人に保険請求の仕方を指導するなど、中心的役割を担った。10人の多くは千葉被告が経営する飲食店の客や、高校時代の先輩後輩の間柄に当たるという。
関係者によると、千葉被告はネットオークションで中古の高級外車を安く購入し、仲間に販売するなどした上で高額な車両保険をかけ、事故を偽装。9件の事故で40万円から288万円の保険金の交付を受けた。複数の事故で、車を廃車するなどして、多額の利ざやを得たという。
昨年6月、大船渡署が保険金詐欺の情報を得て捜査に着手。同署管内で起きた事故を精査したところ、千葉被告が関係する事故が多発していたほか、保険加入直後の事故も複数あったため、関係者の居宅、事務所など21カ所を捜索。11事件について立件した。
今年2月17日に千葉、石野、菅原の3被告を逮捕。同25日に菊池、金野、小泉、佐藤の四被告を、3月2日に藤井、平山の両被告、小林、イメルダの両容疑者を逮捕し、同9日に一連の共謀が判明した千葉被告を再逮捕。全員が大筋で容疑を認めているという。
2010年03月18日付 7面
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