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陸前高田市 |
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初の県営木造住宅・鳴石アパート きょう一般に公開 陸前高田市高田町
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今年度、県が陸前高田市高田町のエコタウン鳴石内に建設を進めてきた環境共生住宅「県営鳴石アパート」が完成し、十四日に県や市の関係者らに公開された。県営では初の木造住宅で、庭園灯に太陽光発電を利用するなど環境に配慮。十五日には一般を対象とした見学会が開かれる。 鳴石アパートは、県住宅供給公社が進めてきた「エコタウン鳴石(約七万八千平方メートル)」内に整備。規模は三棟二十戸で、二階建てメゾネットタイプの3LDK(八十二・八平方メートル)が十二戸、一部二階建ての1LDK(四十三・八平方メートル)が八戸。 敷地面積(県有地)は三千八百五十平方メートルで、建築面積は九百四十二平方メートル、延べ床面積は千三百五十六平方メートル。工事費は約二億九千九百万円で、このうち45%を国からの交付金でまかなう。 環境面に配慮した点は▽夏場のエアコンを不要とする風通し重視の設計▽シックハウス(新築の家やマンションへの入居後に起こる目やのどの痛み、頭痛などの不快な症状)のない天然素材の採用。 ▽雨水貯水による水の再利用▽透水性舗装による水循環▽緑化による景観向上▽高い断熱仕様による省エネルギー▽県産木材利用による輸送エネルギー削減――など。 具体的には、一階窓から冷気を取り込み、高窓の風楼(ふうろう)から熱気を排出して風通しをよくした設計。夏場の室内温度上昇や建物の劣化防止のため、軒の深さを通常より長めにした。庭の各所にお茶やドウダンツツジを植栽し、緑化を取り入れた。 建材のスギは地元気仙材としたほか、土台のヒノキ以外は県産材を使用。外装材に柿渋塗など天然素材を用い、壁材には調湿機能のあるけいそう土を使ってダニやカビの発生や結露を抑える。 屋根は瓦を採用することで塗り替え不要とし、維持管理の石油系原料の消費を節約。瓦ぶきで屋根が重くなる分、�長屋造り�にすることで地震などへの耐性を高くした。全戸の前面に雨水の貯水タンク(約三百�)を設置し、洗車や散水に再利用できる。 家賃(月額)は二〜八万円を基礎額に、県営住宅の入居基準に従って入居者の年収などによって決められる。四月中旬から入居募集(振興局)し、五月中旬から入居可能となる見通し。 アパートが完成したことから、十四日には県や市の関係者に公開。訪れた約二十人に対し、県大船渡地方振興局土木部建築指導課の木村賢司主任が説明にあたった。住宅関係業者や一般を対象とした見学会は、十五日午前十時半から現地で行われる。
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| ▲エコタウン鳴石内に初の県営木造住宅が完成して関係者らに公開=陸前高田市 |
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